[2009.5.29] -[門真民報]
第一回臨時議会が19、20日開かれました。
「市税条例の一部改正」の「専決」の承認について、上場株式等の税率の特別措置延長について等の金持ち優遇税制が盛り込まれていることから、吉松正憲議員が反対討論を行いました。
また、これまでの4常任委員会を、建設と文教常任委員会を統合し3常任委員会に編成替えする内容の議員提出議案について反対しました。福田英彦議員が、建設と文教常任委員会が府内1市しかない状況を述べ、関連が薄い統合であることを指摘し、専門的に審査できる常任委員会の編成を求め反対討論を行いました。
議長には寺前章議員、副議長には山本純議員が選挙で選出され、監査委員には市長から平岡久美子議員が選任されました。
6月14日告示、21日投票で行われる門真市長選挙に立候補を表明した「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」(略称・つくる会)の佐々木よしと氏は、7園しかない公立保育園を4園一度に4月民営化。保護者の要望にもかかわらず、一度も自ら説明することなく強行したこと。 また、財政が厳しいからと市民には行革で粗大ゴミの有料化をはじめ市民サービスの後退や負担増を押し付けながら、市役所庁舎など「箱物」建設を進めようとしていることについて厳しく批判。
「市民の意見を聞こうとせず、国いいなりに市民負担を増やし、民間委託推進、学校統合などを押し付ける今の市政から、市民の生活を一番に考え、市民の声を聞きながら一緒に行政を進める市政へと転換していきたいと考え立候補を決意した」と述べました。
記者の質問に対し、政党推薦は受けず、無所属で「つくる会」の候補者としてたたかうこと。小学校区ごとに「タウンミーティング」を行い、まず市民の意見を良く聞くことなど、一つひとつていねいに答えました。
戸数大幅削減 2364戸⇒1500戸~1800戸
先日、大阪府住宅まちづくり部住宅経営室が発表した、「大阪門真団地建替基本構想」(平成21年3月)について、市理事者より説明と報告がありました。
府営門真団地は、昭和41年から42年にかけて建設された府下2番目の大規模団地で、設備も老朽化、エレベーターが無いなどバリアフリー化も図られていないことや、耐震性の低い住宅が大半を占め、再生が地域に及ぼす影響が多いこともあり、建替基本計画の作成に先立ち作成されたものが、今回の「大阪門真団地建替基本構想」としています。