[2020.4.24] -[門真民報]
「緊急事態宣言」のなか、効果のある施策をスピード感をもって実施し、市民の安心を!
議会として、市長に対し新型コロナ対策に関する緊急要望
新型コロナウイルスが猛威をふるい、全国で1万人超、大阪府では千人を超える感染者が確認され、門真市においても19人の感染が確認されています。(4月18日時点)
こうしたなかで16日には、「緊急事態宣言」の対象地域が全都道府県に拡大されましたが、国や大阪府において感染拡大の防止と様々な影響に対する補償や支援が求められているとともに、地方自治体においても様々な独自施策が実施されつつあります。
門真市議会では、これまで各会派が市長に対し、新型コロナ対策に関する申し入れ等を行ってきましたが、独自施策が十分でないことから、門真市議会として緊急要望を行うこととなり、要望項目の協議を経て17日、正副議長が宮本一孝市長に対し要望を行いました。(下記の要望書参照)
議会の総意として要望書を取りまとめるのは珍しいことで、しっかりと受け止め具体化することが求められています
日本共産党議員団は、緊急事態宣言が発令される前日の4月6日に宮本市長に対し、「新型コロナウイルス感染症対策に関する申入れ」を行っています。
門真市議会で要望を行った17日は、超党派の国会議員が、新型コロナウイルスの感染を確認するためのPCR検査体制の拡充を厚労省に要請しました。
引き続き、国会、地方議会で頑張ります。
令和2年4月17日
門真市長 宮本一孝 様
門真市議会
中道 建 大西 康弘 滝井 稔元
坂本 拓哉 池田 治子 寺西 敬子
坂本 大次郎 池田 美佐子 松本 京子
森 博孝 大倉 基文 吉水 志晴
土山 重樹 後藤 太平 岡本 宗城
内海 武寿 福田 英彦 亀井 淳
五味 聖二 今田 哲哉
新型コロナウイルス対策に関する緊急要望書
昨年、12月に確認された新型コロナウイルスが、日本の各地で感染が広がり、門真市においても感染者が確認され、今後の感染予防及び防止への対策が急務であります。
また、4月7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発出され、大阪府においては外出やイベントの開催自粛、施設の使用制限の要請を実施しており、本市においても同様に市民の皆さまも日々不自由な生活を余儀なくされています。
現在、国から持続化給付金、雇用調整助成金、生活支援臨時給付金など対策を検討していますが、本市においてもわかりやすい効果ある施策の実行が早急に必要であると考えます。
市民の皆さんが一刻も早く安心していただけるよう、スピード感をもって、実行していただきますよう強く要望します。
記
1 高齢者や18歳までの年齢を対象に一律の現金給付を行うこと
2 今年度の小・中学校の給食費の無償化を行うこと
3 水道料金(一般家庭と事業者)の基本料金の減免を行うこと
4 マスク・消毒液などの寄附の呼びかけをすること
5 ウイルス対策に有効な空気清浄機(空間除菌脱臭機等)を公共施設に設置すること
6 中小企業・小規模事業者の融資に対する保証料の助成及び利子補給を行うこと
7 他の自治体が実施している施策について必要に応じ実施すること
以上