[2019.7.26] -[門真民報]
市民と野党の共闘で
改憲勢力の「3分の2」阻止
共産党 比例4 選挙区3議席
たつみコータロー 奮闘およばず
比例代表
全国 4,483,411 大阪 334,452
たつみコータロー 381,854
第25回参議院選挙(改選総数 124議席)は、21日投票され、22日までに全議席・得票が決まりました。日本共産党は、比例代表で 4議席、選挙区では 3議席勝ち取り、計 7議席を獲得。日本共産党をはじめ 5野党・会派が 32の 1人区すべてで擁立した野党統一候補が、10選挙区で自民党との大激戦に勝利し、改善 2議席から大きく前進しました。安倍晋三首相が選挙戦で改憲を前面に打ち出す中、自民、公明、維新の改選勢力は、改憲に必要な 3分の 2の議席に届きませんでした。共闘の力で安倍首相の改憲策動に痛打を与え、政治局面を変えました。
野党が豊かな共通政策を掲げてたたかった1人区では無党派層にも支持を広げ、29選挙区で野党統一候補の得票が 4野党の比例票合計を上回り、共闘効果が発揮されました。愛媛では統一候補の得票が 4野党比例票の2倍を超え、滋賀県では約 1・ 6倍となっています。
日本共産党公認の野党統一候補でたたかった福井県や、無所属新人を立てた鳥取・島根、徳島・高知の各 1人区でも、議席獲得に至らなかったものの、今後の共闘発展への土台をつくりました。
日本共産党は、選挙区で東京・吉良よし子氏、京都・倉林明子氏の現有議席を守り、埼玉で 21年ぶりの党議席を伊藤岳氏が獲得。
比例代表では、現有5から 4へ後退しましたが、低投票率のもと、得票は 448万票、得票率 8・ 95%を獲得し、2017年総選挙( 440万票、7・9%から得票数・率ともに前進。次の総選挙で躍進を勝ち取る上で重要な足掛かりをつくりました。
一方、与党は改選過半数 63を上回る 71議席となりましたが、17年総選挙と比べ 111万票減、公明党も約53万票減でした。
日本共産党は、選挙戦で「市民と野党の共闘」の勝利と党躍進をめざし、大争点となった年金、消費税、憲法などの問題で批判とともに「希望」を語る積極的な論戦を展開し、各界から党提案に賛同の声が広がりました。
辰巳氏「今後も全力で」
大阪選挙区(改選数4)では、日本共産党の辰巳孝太郎氏( 42)現は 38万 1854票( 10・ 93%)を獲得しましたが、議席を守ることは出来ませんでした。比例代表では 33万 4452票(得票率9・64%)を獲得。2016年参院選挙からは得票で 8万 7338票、得票率で 1・ 73ポイント後退しました。
結果の出た 21日夜、大阪市内の選挙事務所で辰巳氏は、支援への感謝とともに、「くらし、命を守る闘いは終わっていない」と、安倍暴走政治ストップ、掲げた公約実現へ、引き続き全力を挙げる決意を述べました。
一夜明けた 22日朝、辰巳氏はJR天王寺駅前で、比例で再選を果たした山下芳生副委員長、比例代表候補として奮闘した山本訓子氏、清水忠史衆院議員、宮本岳志前衆院議員とともに支援への感謝と決意、引き続く支援を訴えました。
門真の選挙結果
http://www.city.kadoma.osaka.jp/senkyo/25th_sanin_tuujyou_s/kaihyo_sokuho.html