[2018.4.22] -[門真民報]
暴走続ける安倍政権は退陣を!
公文書改ざん・データねつ造・日報隠蔽
安倍政権の下で、森友学園疑惑、加計学園疑惑、自衛隊日報隠蔽、裁量労働制のデータねつ造など行政への信頼を根底から損ない、日本の民主主義の土台を根底から壊す、極めて深刻な異常事態が起きています。
日本共産党の志位和夫委員長は記者会見で「すべての根源は、安倍政権の国政私物化と強権政治にある。これを覆い隠すために隠ぺい・改ざん・ねつ造が行われている」と指弾しました。
14日には、内閣総辞職を求める行動が、全国20か所以上で行われ、国会正門前の抗議行動にはのべ5万人(主催者発表)が参加。安倍内閣に対する国民の怒りが列島を包みました。
森友疑惑―8億円の値引き根拠は崩壊
森友疑惑では公文書改ざんに続いて、財務省近畿財務局が国土交通省大阪航空局に、国有地値引きの根拠とした地中ごみの積算量を増やすよう依頼したとの報道もされました。
たつみコータロー参院議員が国会で「これが事実なら背任に問われる可能性がある」と追及しています。
そもそも、森友問題は府が「認可適当」としたことが発端となっています。
森友学園から学校の設置認可基準の緩和の要望を受け、松井知事が就任した後の12年4月に審査基準を緩和し、幼稚園しか設置していない学校法人に借入金があっても小学校開設を認めるようになりました。
また、認可について審議した大阪府私学審議会では委員から異論が続出したにもかかわらず、「認可適当」の答申が出されました。
小学校の設立認可にあたって、維新府政の関与も重大な問題です。
加計疑惑―愛媛県文書の真実性は高い
加計疑惑について、柳瀬元秘書官が「本件は、首相案件」と発言したと明記した愛媛県の文書が出てきました。
安倍首相は「秘書が記憶の限りでは会っていないと言っている。それを信用する」と答弁しています。
しかし、愛媛県にはウソをつく動機がなく、首相サイドには十分動機があります。
文書が真実だとなれば「関与していなかった」という首相の言明は大本から崩れます。
日報隠蔽―「戦場の真実」隠す目的
自衛隊の日報隠蔽問題では、南スーダンの日報に続き、「ない」と言っていたイラクの日報が出てきました。
南スーダンの日報には「戦闘」という言葉が多く記載されていました。
イラクの日報についても「戦闘」という言葉が記載されていると報道されています。
「非戦闘地域」は建前で、実際には戦場に行き、憲法違反の海外派兵という「戦場の真実」を隠すために日報を隠ぺいしたのではないかと言わざるを得ません。
市民と野党の共闘により、厚労省の裁量労働制のねつ造データを認めさせ、「働き方改革」一括法案から削除させることが出来ました。
希望は市民と野党の共闘
また、佐川前理財局長の証人喚問も実現させることが出来、安倍政権を一歩一歩追いつめています。
13日には、日本共産党、立憲民主党、民進党、希望の党、自由党、社民党の6野党が「隠ぺい、改ざん、ねつ造、圧力、安倍政権退陣へ」と題した野党合同院内集会を開き、森友公文書改ざん、自衛隊「日報」の隠ぺい、裁量労働制のデータねつ造など、不正が後を絶たない安倍政権を退陣に追い込もうと、結束を固めあいました。
日本共産党は市民と野党の共闘の力で安倍政権を倒し、ウソのない正直な政治、日本の民主主義を取り戻すために全力尽くします。
安倍政権のもとで行われている
改ざん・ねつ造・隠ぺい
防衛省 | 「日報」の隠ぺい |
◆情報公開請求に「破棄した」とした南スーダンPKO陸上自衛隊派兵部隊の「日報」が存在(17年2月) ◆国会答弁で「確認したが、見つからなかった」(稲田朋美防衛相)とした陸自・空自イラク派兵部隊の「日報」も存在(4月2日、6日) |
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財務省 | 公文書(決裁文書)の改ざん |
森友学園との国有地値引きに関する決裁文書を改ざん。 改ざん前の文書を公表(3月22日) |
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文科省 | 議事要旨から加計側を削除 |
愛媛県と今治市が獣医学部新設を説明した国家戦略特区ワーキンググループに、加計学園の関係者が同席しながら議事要旨から削除したことが発覚(17年8月) | |
厚労省 | 裁量労働制のデータねつ造、隠蔽 |
労働時間調査のデータをねつ造し「裁量労働の方が一般労働者より労働時間が短い」(安倍信三首相)と国会答弁。「無くなっている」(加藤勝信厚労相)としたデータの原票が省内の地下倉庫から見つかる(今年2月) |
「清水ただしさん(前衆議院議員)と自由に語ろう」
内部告発が共産党に集まるのは何で?
「秘密を守り・握りつぶさないから」
12日、亀井あつし議員事務所で、清水ただし氏を招いて国政懇談会が開かれました。
清水氏は、森友学園・加計疑惑、自衛隊の「日報」隠ぺいなどについて語りました。例えば、「行政の都合のいい文章に変えられたら(国民は)何を信用したらいいのかわからない」と行政への信頼を根底から壊していると指摘しました。そして、これらすべての問題の根源は、安倍政権の国政私物化と強権政治にあることを、安倍首相の「物まね」などを交え、参加者を話に引き込みました。
参加者から、「国会中継で、共産党の議員の質問は、安倍首相の痛いとこ突けるのはどうしてか?」と質問。
清水氏は、「議員の質問は、議員だけでなく、秘書などのスタッフと、問答を想定し質問を組み立てる。内部告発が多く寄せられるのは、絶対に告発者を守り、握りつぶさない(事実確認の上)。だから信頼されている」と説明しました。
広島出身の参加者の方は、「戦争だけは絶対ダメ。憲法を変えてはいけない」と訴えました。
最後に亀井議員は、来年の参院選挙で党躍進と大阪選挙区たつみコータロー参院議員の再選を訴えました。
門真東部地域には文化施設が何もない
市政報告会(門真東部後援会)
日本共産党門真東部後援会は、「日本共産党となんでも語る会」と題して、市政報告会を開きました。
豊北ゆう子議員は、3月議会の内容について、検証もせず保育料の無償化ありきですすめる問題、国保の広域化の問題点、府営住宅の市移管の問題、生涯複合施設の突然の見直し問題など報告しました。
参加者からは、「介護サービスを利用したくても認定に時間がかかり役に立っていない」「萱島駅のバリアフリー化は、体の不自由な人だけでなくベビーカーを抱えて上らなければならない子育て世代も必要」「大阪市のように産後ケアー入院の補助があればいい」「東部地域には文化施設は何もない、北巣本幼稚園の跡地を活用して、図書館や文化的な行事ができる場所がほしい」など、たくさんの意見が出されました。
市民から寄せられた要望実現
打越町道路舗装・舟田町カーブミラー設置
沖町郵便局そばの交差点に「事故が起こる前に、安全のためにカーブミラーを設置してほしい」との要望が寄せられ、ほりお晴真議員が対応。3月に設置されました。
昨年から要望を受け、現地調査を行い、市に改善を申し入れていましたが、当初「広い道でもあり、白線を引いて対応。様子を見る」としていました。
地域の方からは「事故が起きてからでは遅い。白線ではなくカーブミラーの設置を」との声が再度寄せられ、再度要望していました。
今年に入り、交差点付近に電柱がたっており、見通しが良くないとの理由で、カーブミラーが設置されることとなりました。
また、打越町の道路では、ひび割れ、くぼんでいる状態で自転車や歩行者などつまずいて危ない状態でした。
市に改善を申し入れ、下水道工事に伴い道路の舗装も行われました。
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地域の方からも喜ばれています。
今後も、安心・安全のまちづくり、市民の願い実現に頑張ります。