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    2018年3月議会 附帯決議案に対する福田英彦議員の討論

    [2018.3.23] -[議会活動]

     

       福田英彦 議員

    議案第21号「一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正する条例の一部改正について」に対する附帯決議案

     議案第第21号に対する問題点については、先ほど豊北議員が指摘しましたが、国の基準に従い、地域手当を新年度から15%とするとしていたものを「厳しい財政状況」を口実に、14%に据え置くという実質1%の給与削減を行おうというもので、組合との合意も議会の議決も反故にするものと言わざるを得ません。合わせて、北河内においては全て国基準に準じて実施していることからも認めることはできないものです。

     議案の質疑では、他会派からも、「補正を伴う条例改正であり疑問であり予算編成に甘さがあったのではないか」、「地域手当が15%に上がらないということによる職員のモチベーションの低下の危惧」、「当分の間というゴールを示さない実質給与引き下げは避けるべき、行政措置要求に値すべきもの」との厳しい意見が出されました。

     当然こうした議案については認めるべきではありませんので、附帯決議にある「本条例改正について一応、了とするものである」との内容は同意することはできません。

     しかし、附帯決議の「一年を区切りとして全職員の合意形成を図る為の猶予期間」として認識し鋭意努力することについて理事者は重く受け止めるべきと考えます。

     いずれにしても、今後は労働組合との合意、議会の議決を反故にすることは絶対に許されないことを肝に銘じることを理事者に強く求め討論とします。