[2003.2.16] -[門真民報]
日本共産党の畑野君枝参院議員は、1月28日開かれた参院予算委員会で「与党関西国際空港推進議員連盟」所属の自民、公明、保守新党の国会議員26人に、関西空港2期工事を受注する業者から、3年間で総額359万円の献金が渡っていることを明らかにし、むだな公共事業が止まらない背景に「政治とカネ」の結びつきがあると告発しました。
99年から01年の3年間、受注業者から献金を受け取っていた国会議員の中に、大阪6区選出の衆院議員の公明党の福島豊氏も20万円の献金を受け取っていました。
また、大阪の府議・市議にも同事業受注者から献金を受けていたことも明らかになりました。これは、大阪府選管が公表した1998年から2000年までの4年分の政治資金収支報告書で調べたものです。
受注企業から資金管理団体やみずからが支部長を務める政党支部で献金を受け取っていたのは、自民党などの府議・市議合わせて12人でその中に、門真選出府議の園部一成氏も36万円受け取っていたことが明らかになりました。
6日、昨年12月、大阪府枚方土木事務所に対し、府道の維持補修等の申入れをした件について同事務所より回答を受けました。
回答説明会に、黒田まさ子府会議員(枚方選出)亀井あつし議員、福田英彦議員と吉松正憲前議員、井上まり子党市教育・福祉対策委員長が出席しました。
以下、府道別の主な回答について紹介します。
1 守口門真線
(1)極端に狭い上野口町付近の歩道は、拡幅は困難だが、指摘の箇所については、バリア化しており、フラットにすることも含めて対処したい。
(2)宮前町、下島町、城垣町、上島町付近の側溝のゴミ等について、点検をおこない問題ある個所については、早急に対処したい。
2 寝屋川大東線
(1)南野口町のバス停周辺の水溜りについて改善したい。
3 八尾枚方線
(1)門真市域内の道路で余裕のあるところから今後、歩道の整備の検討をしていきたい。
4 深野南寺方線
(1)下馬伏府営住宅西側の水路部分を利用した歩道拡幅は今後の検討課題。
(2)同水路と歩道の部分の隙間について、安全対策として防護柵を設けたい。
5 大阪中央環状線
(1)門真市駅周辺の歩道植栽部分について改修工事をしたい。
(2)歩道上の水溜りについては、改善したい。
6 八尾茨木線
(1)バリアフリーの障害となる電柱で移設可能な個所は移動したい。
以上の回答を受け党議員団は、今後もまちづくりや歩行者の安全、バリアフリー対策の立場から関係機関の対して申し入れをしていくものです。
門真市は、南部地域整備大綱にもとづき、180・の開発計画を進めるために、バブル崩壊後の92年から土地開発公社に土地をどんどん取得させしてきました。
将来、門真市が買い戻す土地の01年度末現在高は2.3・で70.2億円(01年度は既に17億円買戻し済み)。利息などを含めると約78億4千万円という莫大な金額になります。
この土地の大半は事業化されておらず、将来の開発のための「種地」として保有しています。
土地開発公社ではこの土地を保有するため、毎年1億円余りの利息を支払っています。
日本共産党議員団は、土地の売却も含め、土地開発公社の健全化について提案しています。
門真市の市民一人当たりの公園面積は、わずか0.8・(たたみ半畳分)しかありません。子どもたちがボール遊びなど出来るようなひろば的公園が極端に少ないだけでなく、140ヶ所以上ある公園で、トイレのある公園は3ヶ所。手洗い場も約2割という現状です。