[2003.7.27] -[門真民報]
都市計画審議会や総合計画審議会などの「審議会」や「審査会」の会議は、これまで市民に公開されていませんでしたが、8月1日付で「審議会等の会議の公開に関する指針」が施行され、市民に公開され、傍聴もできるようになります。
審議会等ではこれまでも市民に公開することを求める声がありましたが、市が指針を持っていなかった為、審議会独自で公開の方向が示せませんでした。
この問題については01年9月議会の総務水道常任委員会で、福田英彦議員が取り上げ、枚方、交野、大東市などが「指針」を策定し、審議会等の公開を行なっていることを示し、「指針」の策定で審議会等を公開していくよう求め、市も「検討していきたい」と答弁していました。
今後、この指針に基づき「公開」を決定した審議会等から順次公開されていきます。
但し、情報公開審査会や個人情報保護審査会、土地区画整理審議会については「非公開」となっています。
・有功者審査委員会・総合計画審議会・生活環境審議会
・個人情報保護審議会 ・特別職報酬等審議会・防災会議
・国民健康保険運営協議会・廃棄物減量等推進審議会
・生活環境調停委員会・民生委員推薦会
・医療事故調査委員会・住居表示審議会
・都市計画審議会・建築審査会・交通問題対策協議会
・学校適正配置審議会・幼児教育振興検討委員会
・青少年問題協議会・留守家庭児童会審議会
・公民館運営審議会・図書館協議会
介護保険料の決定通知が届いています。
今年度は介護保険料の改定があり、所得段階が変わらなくても保険料が引き上げられています。
発送された65歳以上の高齢者数は2万480人で、その内普通徴収の方は6561人となっています。
発送以降、さまざまな問合せや苦情が市役所に寄せられています。
「年金から天引きしないでほしい」「何で5段階しかないのか、第2段階(非課税)はもっと細かく分けてほしい」「高いのでもっと何とかならないか」などの声が主なもので、特に減免を求める声が多いとのことです。国まかせでなく、独自の介護保険料の減免制度の創設は切実な願いとなっています。
医療制度の相次ぐ改悪、年金の引き下げなど、高齢者をめぐる状況は深刻となっています。
党議員団は引き続き保険料の「減免制度」実現にむけ頑張ります
(Aさんの場合)
Aさんの手元にも介護保険料の決定通知書が届きました。所得段階は第2段階なので、年額1160円の負担増。これに加えて今年度から年金が年額8598円減るので、手取額が9758円、約1万円減少します。
「これまでも相当切り詰めて生活してきたのに、これでは踏んだり蹴ったり」と怒りが納まりません。
Aさんは今年も介護保険料の決定に対する不服審査請求を行なうことにしています。