[2003.8.3] -[門真民報]
7月24日、党市会議員団は、高石市へ合併問題についての調査の為、日本共産党高石市会議員団と懇談をおこないました。
高石市は、先の統一地方選挙で、堺市との合併の是非を最大の争点にした、市長・市議会議員選挙及び堺市との合併の是非を問う住民投票が行われました。 市長選挙は、合併反対を主張した新人の阪口伸六氏が現職を大差で破りました。
市議会議員選挙でも、定数が3名削減される中、日本共産党高石市会議員団は、過去最高の得票を得て全員当選するなど合併反対派が上位当選しました。
住民投票では、「合併に反対」票が、「合併に賛成」票と「合併はやむを得ない」票の合計の3倍近くを獲得して圧倒しました。
堺市との合併を推進する前市政は、「堺市・高石市の合併に関する調査研究報告書」(132ページ)「堺市・高石市事務事業等比較調査票」(161ページ)という冊子や広報など大量の全戸配布、自治会への合併についての説明会を開催しました.
しかし、堺市・高石市合併問題研究協議会が作成した「合併問題報告書」に財政シミュレーションの結果が、高石市が赤字になるよう操作された疑いが浮上したり、市民サービスの低下や市民負担の増大など、高石市民にとってメリットがないことを、合併反対の市民団体が明らかする中で、合併に対する問題点の理解が深まりました。
党議員団は、高石市の経験に学び、みなさんといっしょに合併問題に取り組んでいくものです。
7月23日、党市会議員団は、市立保育園の施設調査をおこないました。
調査の中で各園の共通した問題点は、暑さ対策、施設が老朽化していることです。
遊戯室と0.1歳児以上の保育室や医務兼職員室にはエアコンがなく、夏場は、室温が35~38度にもなっています。
屋根の防水が施されず長年放置された結果、雨漏りをしていたり、廊下のタイルが剥がれている、トイレの異臭等、改善すべき箇所がたくさんありました。
党市議団は、保育園の計画的な大規模修繕実施にむけて頑張るものです。