[2003.12.7] -[門真民報]
11月28日、臨時議会が開催され、衆議院議員選挙に関する補正予算と職員給与に関する条例の一部改正の２議案が審議され、補正予算は賛成多数で、給与条例の一部改正については全会一致で可決しました。職員給与に関する条例の一部改正は、8月にだされた人事院勧告に準じて職員の給与を12月から約1％、一時金を0.25か月分カットするものです。同時に議員の一時金も同様にカットされます。
日本共産党は、中西みよ子議員が討論を行い、「今回の引下げについて労使合意がされていることを尊重するものの（1）公務員の給与は、民間労働者の賃金を支えるという重要な役割があること、（2）市職員の給与はこの1年間で約6％も削減されており、こうした引下げは、職員の生活を圧迫しひいては、購買力の低下を招き地域経済への影響が大きい事（3）今回の賃金改定について、国が人勧に従わない自治体にペナルティを課すという地方自治の介入を行っておりこうしたやり方にきっぱり批判し是正するよう」求め賛成しました。
2日、議会運営委員会が開かれ、12月議会に提出される議案の説明が行われました。主な議案は、（1）市道路線の廃止・認定・変更について、（2）本町市営住宅建替え工事の契約、（3）公職選挙法の改正により不在者投票が期日前投票となり、告示の翌日から投票ができるようになったことによる投票立会い人などの報酬の改正、（4）職員の退職手当の調整率を1.1から1.04に引き下げる条例改正、（5）都市計画法・租税特別措置法で大阪府が行っていた事務を市が処理することに伴い新たに開発行為にかかる審査支払い手数料を新設するなど手数料条例の一部改正、（6）事業系ゴミの一般廃棄物処理手数料および、許可申請手数料の値上げにともなう条例改正、（7）前納報奨金の見直し（2％から1％に）などにともなう国保条例の改正、（8）電柱等につけられた看板について新たに占用料を徴収する道路占用条例の改正、（9）一般会計補正予算など16案件となっています。本町住宅建替えの議案は、第3期工事（05年3月完成）で、6階建て、42戸の予定です。一般競争入札で、中道組が5億925万円で落札したことについてです。一般会計補正予算では、給与、ボーナスカットによる人件費の削減・次世代育成支援対策法（子育て支援法）により市民意識調査などを行うための費用の計上・生活保護世帯増加にともなう保護費の追加分・知事選挙費用の計上など１億2600万円の補正をおこなっています。そして、債務負担行為（次年度に支出が予定されるもの）として、第２中学校給食調理業務委託が限度額1900万円で計上されています。
9日（火）本会議
10日（水）民生常任委員会
11日（木）建設常任委員会
12日（金）文教常任委員会、議会運営委員会
15日（月）総務水道常任委員会
18日（木）本会議
19日（金）本会議
＊本会議・委員会とも傍聴できます。いずれも午前10時からです。
11月17日に開かれた門真市都市計画審議会で、議案審議のほかに、都市計画審議会の公開が決定されました。すでに、門真市は「審議会の会議の公開に関する指針」で、審議会等の会議を原則公開する方針を決め、本年8月1日から実施しています。ただ、個々の審議会等の会議の公開、非公開は、当該の審議会等の長が、当該会議に諮っておこなうと規定されており、都市計画審議会で、指針に沿って「門真市都市計画審議会の会議公開要領」を決定したものです。