[2004.5.16] -[門真民報]
第13回守口市・門真市合併協議会が10日、門真市保健福祉センターで開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
住民意向把握は両市の実情に合わせて
まず協議会会長の東市長からこの間両市において住民投票条例制定の直接請求等が行われるなど、状況が変化してきたことから、「凍結」されていた住民意向の把握についての意見を求めました。
これに対し両市の実情に合わせて進めていく旨の意見が出され、全体で確認されました。現在門真においても住民投票条例制定の直接請求署名が取り組まれていますが、今後市長や議会の対応が注目されます。
まちづくり計画は公的責任を明確にした基本理念を
次に(仮称)新市まちづくり計画(素案)について事務局から施策分野別の事業概要や財政計画がまとまっていないことから(素案)としたこと、その概要について説明しました。福田議員は(素案)で「市街化調整区域(当分の間市街化を抑制しようとする区域)については土地利用の見通しが明らかになった段階で市街化区域に編入し、計画的な土地利用に務めます。」と記載されていることについて、先に行った市民アンケートで「公園の整備」「緑化の促進」「環境保全の推進」について行政評価が低かったことから、一路市街化でない方向で書き改める事を求めましたが、「公園整備、緑化の促進などは盛り込まれている」との見解を示しました。
また、新市の基本理念と将来像で「民間活力の導入」が盛り込まれていることについて公的責任の放棄にならないよう、地方自治体の責務についての記述を盛り込むよう求めましたが、「民間活力の導入は広義の意味で『市民の活力』をまちづくりに活かすこと」との見解が示されました。
重要課題(上下水道・学校給食等)は次回から協議
協議会の最後に今後の日程について臨時会も含めて協議会を開催していくことが報告されました。そして「重要課題」としている上下水道の料金や電算システム、中学校給食や放課後児童健全育成事業などについて、慎重に協議する項目としてどういう調整案を出すのか協議中で、次回には提出するとしましたが、これまでの経過等についてはいっさい明らかにしませんでした。次回の協議会は6月10日、午後1時30分から門真市保健福祉センターで開催するこが確認されました。いよいよ重要課題が協議されます。徹底した情報公開と慎重な議論が求められます。
9日、大池自治会館において、大和田後援会の後援会総会が、開催され50人以上が集いました。
今回の総会は、井上まり子市会議員当選1周年を記念した活動報告会を、黒田まさ子党府会議員を招いておこないました。「7月11日の参議院選挙には、イラク・年金・憲法問題など黙っていられない状況、日本共産党の勝利のために、宮本たけしさん・市田忠義さん(比例区)を」と訴えがありました。