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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2101(2016年1月17日号)

    [2016.1.15] -[門真民報]

    裁判長の求めに「必要なし」と市側
    旧ダイエー土地建物取得の経過示さず

    「29億円問題」第10回口頭弁論

     

     門真市が開発会社(光亜興産株式会社及び株式会社サンコオア)に支払った 29億円の建物除却補償が不当だとして起こされている住民訴訟の第 10回口頭弁論が昨年 12月  22日、大阪地方裁判所で開かれました。
     前回の第 9回口頭弁論では、開発会社が旧ダイエーの土地建物を取得した経緯について書面で提出するよう裁判長が被告側(門真市)に求めていましたが、「主張する必要がないと判断した」と驚くべき対応を取りました。
     裁判長の求めにも応じないというのは、裁判によほど不利な内容だからというのは容易に推測できます。
     次回の第 11回口頭弁論は、2月4 日(木)午後1時 50分からに決定しました。
     市民の血税や国・府の補助金のムダ遣いは絶対に許されず、今後の裁判の行方が注目されます。

    そもそも「29億円問題」とは?
    開発会社への税金のムダ遣いは許されない!

     そもそも住民訴訟となった「 29億円問題」とは、約6年前の2010年(平成 22年)3月に、中町の 3月末で閉店予定の旧トポス・ダイエーの土地と建物を約 15億円余で開発会社が取得。翌年の7月に当該土地の一部を体育館用地とする考えが突然示され、事業用地となり、門真市が建物除却補償だけで2013年(平成 25年)12月末までに総額 29億円余が開発会社に支払われたという問題です。
     開発会社は、当該土地建物の取得に 15億円、撤去費を含めても 20億円程度しか支出していないので、9億円を手元に残して1万3千㎡の土地をタダで手に入れる一方で、門真市は、 29億円余を支払いながら1㎡の土地も取得していないというムダ遣いです。
     この予算が審議された3月議会の建設文教常任委員会では、党議員団の追及で、「否決すべきもの」と決定したにもかかわらず、本会議では自民党、公明党などの賛成多数で可決され、議会のチェック機能が厳しく問われました。
     この支出が税金のムダ遣いだとして、市民が住民監査請求を行い、「問題ない」との監査結果を不服として2014年(平成 26年)2月に住民訴訟が提起され、その後市民 12人が住民監査請求を経て5月にこの住民訴訟に共同参加し、今日に至っています。

    「不純なイチャモンつけ裁判」と“揶揄”やゆは市のムダ遣い免罪!

     この問題について、市の言い分を鵜呑みにし、「(開発会社は)上手にもうけたことは事実だが、それが不当、不実だと言えるかどうかは、別問題」と主張し、住民訴訟は、「不純なイチャモンつけ裁判」と揶揄する議員がいますが、市のムダ遣いを免罪するとんでもないことです。
     党議員団は、裁判の推移を注視しつつ、「 29億円問題」について調査をすすめ、議会でも取り上げ、チェック機能を発揮するために全力をつくします。

     

    懐かしい先生に歓声

    門真市成人祭~ルミエールホール~

     11日、成人祭の式典がルミエールホールで開かれ、多くの新成人が振袖やスーツに身を包み参加しました。党議員団4人はルミエール前でのあいさつ後、式典へも出席しました。 今年の全国の新成人は121万人、市内在住の新成人は、1308名(男性661名、女性647名)で、昨年度より80名減ですが、一昨年前より59人増となっています。
     式典は、新成人で構成される成人祭プロジェクトメンバーで企画立案進行され、今年も小中学校の担任・副担任からのビデオレターが紹介され懐かしい先生が映し出されると歓声が上がっていました。
     今年は夏に参議院選挙が行われます。
     18歳からの選挙権も始まり若者の主権者としての行動に期待が高まっています。日本共産党は、若者の命を守るためにも憲法違反の戦争法廃止の政府実現に全力を尽くします。

     

    通知カード(マイナンバー)
    まだ4千件余りが受け取られず

    マイナンバー制度に伴う番号通知カード送付等の状況

     昨年 10月5日に施行された「マイナンバー」制度に伴い、門真市では11月 23日から世帯主宛に配達が始まった「番号通知カード」の送付等の状況等について、担当部署に聞き取りした内容(1月4日時点)をご報告します。
     番号通知カードの送付総数は6万2371件で、市役所に返戻されたのは7597件。内訳は、宛先不明が1985件、郵便局での保管期間切れ5583件、受取拒否 29件となっています。
     また、市役所に返戻された後、窓口交付や希望者への再送付は1429件で、6168件が市で保管されています(別表参照)。
     返戻されたところに対し、案内はがきを送付し、特設コーナーを設け窓口交付等を行っている自治体もありますが、門真市では、広報以外は市民の対応待ちとなっています。
     宛先不明と受取拒否を除く4154件については、番号通知カードを確実に交付する手立てが必要です。

    マイナンバー制度に伴う番号通知カード送付等の状況(1/4現在) 

    送付総数 62,371
    市役所に返戻 宛先不明

    1,985

    管期限切れ 5,583
    受取拒否 29
    合計 7,597
    窓口交付・再送付 1,429
    市で保管 6,168

     

     

    わたなべ結 党府青年学生委員会責任者

    後援会『新春の集い』であいさつ

     10日、日本共産党門真行政区後援会が、「総会と新春のつどい」を開きました。
     わたなべ結(党府青年学生委員会責任者)が駆けつけあいさつしました。消費税の10%増税、原発再稼働、沖縄への米軍基地強行、憲法違反の戦争法強行など、民意を無視した安倍暴走政治を退陣させ、戦争法廃止の連合政府をつくるため何としても、国会へ送り出してほしい等、力強い訴えに大きな拍手が送られました。

     

    市職労結成 45周年
     2016年 新春旗開き

     8日、「門真市職労結成45周年記念、16年新春旗開き」がルミエールレセプションホールで盛大に行われ、議員団4人は来賓として出席しました。
     西本委員長は、門真市職労は45年前801名の組合員と17名の執行部を選出し結成され、現在、厳しい自治体リストラ攻撃の下でも645名の組合員と3支部2補助組織3部会を擁するなど成長、発展してきた。今後も、地方自治、平和、民主主義を守る闘いの前進のため、新たな歴史を切り拓こうとあいさつ。 旗開きでは獅子舞や隠し芸も行われました

     

    消防出初式行われる

     10日、消防出初式が守口市淀川河川敷運動広場で行われ、議員団から福田英彦議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
     はじめに、徒歩部隊、車両部隊の分列行進、続いて、幼年消防クラブの子どもたちによる防火の誓いが元気よく行われました。市長や議長、来賓あいさつの後、梯子や綱の上での訓練や放水訓練も行われ、多くの市民が消防訓練の様子を見に集まっていました。 
     今年1年も市民の生命と財産を守るため、消防関係者の奮闘が期待されます。