[2006.2.5] -[門真民報]
27日、「介護保険料に怒る一揆の会」主催で「介護保険料引き上げ反対の運動についての懇談会」が開かれ中西みよ子議員が参加しました。
まず、一揆の会の日下部事務局長より、大阪府下介護保険料の引き上げの状況、運動の取り組みなどについて報告がありました。
今年は、第3期(06年から09年度)介護保険事業計画策定の時期にあたり、その中で、第3期介護保険料が設定されます。大阪府下では、昨年介護保険の改正があったため、「第3期事業計画」の策定が全般的に遅れています。現在、大阪府下で介護保険料を公的に明らかにしているのは、13市となっていますが平均3~4割の引き上げとなっており、高齢者に過酷な保険料となっています。現段階では、「引き上げ案」となっていますが1月26日に決定した4月からの新しい介護報酬は、報酬全体で約0.5%とわずかな引き下げにとどまっているため、大幅には変わらないだろうということです。
運動の取り組み方として、介護保険料引き上げの金額、根拠を早くつかむこと、自治体に対して、介護保険料の引き上げを見合わせること・国庫負担増を求めつつ、当面一般会計からの投入を行うよう求めること、議会に向けて介護保険料引き上げに反対する請願署名に取り組むことや老人クラブ・自治会などに広く申し入れる、市民に知らせることなどが提案されました。
事業計画は早期に策定しパブリックコメントを行うこと
次に、社保協の寺内事務局長より府内市町村の第3期事業計画策定状況が報告されました。現在事業計画素案が策定されているのは、大阪市・羽曳野市・箕面市・高槻市・吹田市・豊中市・岸和田市・泉佐野市・泉大津市などとなっており、泉大津市・泉佐野市以外は、パブリックコメントをホームページ等で募集しているとのことです。
くすのき広域連合では、まだ事業計画の素案、介護保険料も発表されていません。早期に策定し、パブリックコメントを実施し、市民の声を聞くべきです。
1月28日、日本共産党門真市委員会と日本共産党門真後援会は、恒例の「門真新春のつどい」を開催しました。宮本たけし前参議院議員は、記念講演で党大会の内容を報告し、「来年のいっせい地方選挙と参議院選挙で勝利するためともに奮闘しよう」と参加者に呼びかけました。