[2006.9.3] -[門真民報]
7月から、「市民アンケート」を各ご家庭に配布させていただきました。8月16日現在、618名の市民の方からアンケートをご返送いただきました。(8月29日現在、781名の方からご返送いただいています)ご協力ありがとうございました。現時点での中間集計結果をお知らせいたします。「門真市政や日本共産党へのご意見・ご要望」の質問項目に対しても300名の方から、市政への要求、意見、怒り、疑問、激励などがびっしりと書かれていました。日本共産党門真市会議員団として、アンケート結果やご意見をしっかり受け止めて、定例市議会での一般質問や委員会質問をはじめ行政施策への反映や、政策実現活動に活用させていただきます。
いまの門真市政について、大いに不満、少し不満を合わせると6割を超える方が市政に不満を感じており、具体的には国民健康保険料の引き下げや介護保険料の減免など、この間の負担増の軽減策を求める声が1位・2位を占めています。
20日、南部市民センターで南部・門真団地後援会は、亀井あつし議員を囲んで「なんでも懇談会」を開催しました。
亀井議員が、党議員団が行った「市民アンケート」中間集約の市政に対する要望の特徴や家庭ごみ有料化についての報告をしました。
参加者から「ごみ有料化は、どこでどんな話がされているのか教えて欲しい」「生ゴミが不法投棄された場合どのように対処するのか?」など質問が出されました。
亀井議員は、「大変重要な問題であり『ごみ有料化問題学習会』を今後開催したい」と述べました。
また、「国保料が高くて頭にくる」「介護保険料が高すぎると『くすのき連合』に抗議すると『門真市に言ってくれ』と言われた」「無灯火や並んで走行する自転車の対策をして欲しい」と次々に切実な声が寄せられました。
亀井議員は、要望について解決に向けて頑張ること約束しました。
くすのき広域連合を構成する門真市、守口市、四条畷市の年金者組合が、8月18日、平均44%の増となった介護保険料の通知書に納得できないと、不服審査請求の学習会を守口市市民保健センターで開き、会場は高い介護保険料に納得できない方であふれました。
はじめに、介護保険制度「改正」以降のサービス利用者の現状について、けいはん医療生協のケアマネージャーの金子昌代さんから要支援認定でベッドが取り上げられてしまうなど、深刻なサービス後退が起こっている現状が報告されました。
つづいて大阪社保協の事務局長の寺内順子さんより、介護保険料がなぜ高いのか、どうすればいいのかなど、説明がありました。まず、介護保険制度に移行した時に、これまで国が半分を補助し、応能負担であった介護サービスが、国、都道府県、市が半分の負担となり、市民には一割の利用料と介護保険料の負担となったこと、「この枠組みを変えないと保険料は下がらない」と述べました。
次に府下の介護保険料の現状について、平均4585円で35%の値上げ、全国平均の4090円で24%の値上げとなっており、全国と比べても高いこと、くすのき広域連合は4791円で44%の値上げでもっとも高くなっていることについて報告されました。こうした高い保険料について、府下の32の自治体が独自の減免制度をつくっているが、くすのきにはないこと、不服審査請求の運動は国、府に記録が残り、制度を改善させる力になることなど、不服審査請求運動の意義についても述べられました。
参加した老人会長さんからは、高い保険料に対する怒りと不服審査請求の運動を大いに取り組むことが大事との意見が出されました。
この学習会には、党議員団から福田英彦議員が参加しました。