[2006.12.10] -[門真民報]
5日、議会運営委員会が開かれ12月議会に上程される議案の説明がありました。今議会には、市道路線の認定・変更、大阪府後期高齢者医療広域連合の設置に関する協議について、自治法改正に伴う条例改正、教育センターなど設置にともなう条例制定、入湯税をあらたに設けるため市税条例の改正、新たに5校、放課後児童クラブに移行するための条例改正、小学校にクーラーを設置するための債務負担行為など27件の議案が上程されています。
今年の6月「医療制度改革法」が成立し、その中で75歳以上の高齢者だけの独立した保険制度を創設することも盛り込まれ、08年4月実施に向け準備が進められています。今議会には、後期高齢者医療制度を運営する大阪府後期高齢者広域連合の規約が出されています。この規約では、広域連合議員の定数がわずか20人としており、広域連合でただでさえ声が届きにくいのに一層住民の意見が反映されにくくなります。また、これまで、門真民報でお知らせしたように、高い保険料、短期証・資格証明の発行、別建ての診療報酬など多くの問題を抱えています。
元門真南高校跡地については、(仮称)市民総合センターとして活用することが決定し現在、校舎の改装が行われています。今回、正式名称を「門真市市民プラザ」とし、教育センター(4階)・生涯学習センター(2階)・グランドの条例制定や、2階に図書館の分館の設置にあたって図書館条例の改正・体育館を門真市民プラザ体育館とする体育館条例の改正が行われています。
現在、門真市では放課後児童対策として、学童保育・ふれあい・児童クラブの3本立てとなっていますが、順次放課後児童クラブに移行するとしています。05年に砂子小学校に児童クラブを設置、今回四宮小・上野口小・速見小・脇田小・浜町小が対象となります。
現在、門真市では全中学校と小学校3校にクーラーが設置されていますが、今回残り12小学校に設置する補正予算が計上されています。
12月12日(火) | 本会議 | |
---|---|---|
13日(水) | 民生常任委員会 | |
14日(木) | 建設常任委員会 | |
15日(金) | 文教常任委員会 | |
18日(月) | 総務水道常任委員会 | |
21日(木) | 本会議 | |
22日(金) | 本会議 |
※いずれも10時開会で本会議は、本会議場前で、委員会は議会事務局で受付です。
28日、門真市立くすのき園・さつき園の保護者会の代表が、各会派を回り「障害者自立支援法施行に伴う費用負担軽減の継続と門真市に養護学校の建設」についての要望書を提出しました。障害者自立支援法が4月から実施され、それまでの応能負担から応益負担となり、利用料負担が障害者に重くのしかかっています。
特に、10月からは、障害児の通う通園施設まで、給食代、利用料(身体障害児で1日292円・知的障害児で1日839円)を徴収するようになりました。その時も保護者が陳情にこられ、議員団も利用料の軽減・給食費の補助を求めましたが、給食費の全額補助を来年3月まで実施することになりました。要望書では、まず、給食費の補助を実施したことについてのお礼が述べられ、しかし、10月からの利用料が以前より増大したため、通園を差し控えている子どもがでており、大切な療育の場を失わないよう利用料助成と給食費補助の継続を求めています。また、補装具や介護給付、地域支援事業にも1割負担がかかり、上限が設けられているものの家計にかかる負担が大きいとし、上限の見直しや還付制度を求めています。更に門真の障害児は、知的障害児は守口養護学校に、肢体不自由児は交野養護学校に通っていますが、守口養護学校は、入学者が多く教室や特別教室とも不足していること、交野養護学校は、体の弱い子どもが毎日片道1時間もバスに揺られ負担になっていることから、門真市に養護学校の建設を求めています。日本共産党は、障害児をもつ親の切実な要望であり、その実現に向けて全力でがんばります。
9月市議会で全会一致で可決された[仮称]市民総合センター(府立門真南高校跡地)の工事現場を亀井あつし議員が見学をしました。同議員が訪れた11月22日は、外壁・階段・耐震工事などが行われていました。