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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1668(2007年3月18日号)

    [2007.3.18] -[門真民報]

    34年間続いた事実上の同和タクシー借り上げを廃止-日本共産党が一貫して無駄だと主張

    借り上げタクシーを廃止し、チケットへ

     1972年から続いた、同和タクシーの借り上げにようやく終止符が打たれました。借り上げタクシーは、当初2台を借り上げていましたが、途中から2台の日を月・水・金に、そして94年から月・金のみに縮小・さらに02年に同和対策特別措置法が廃止となった翌年には、1台となり、それまでの随意契約から一般競争入札となりました。一般競争入札となってからも事実上、同和タクシーが毎年落札していました。
     日本共産党は、一貫して無駄な借り上げはやめ、そのつど使うチケット制にすべきと主張してまいりました。これまで、2台の時は、約1200万円、1台になってからも約700万円を計上していましたが、今回チケット代として約80万円が計上されているのみとなっています。

    住民税・定率減税の廃止で2億4千万円増税

     国は、三位一体改革として、所得税から住民税へ3兆円の税源移譲を行うとして税率の改正を行いました。新年度、税源移譲で個人市民税が実質9億円の増収となりましたが、昨年まであった所得譲与税が9億4千万円がなくなっており、税源移譲というものの、実質はこれまでと変わらないものとなっています。また、定率減税の廃止で個人市民税が2億4千万円の増収となっています。高齢者は、昨年に続き、増税となり一層生活が厳しくなります。

    古川橋駅にエレベーター設置

     門真市は、06年3月、古川橋駅・大和田駅の交通バリアフリー基本構想を策定しました。今回、基本構想にもとづいて、「鉄道駅舎バリアフリー化設備整備費補助金」が3333万4千円計上されています。これは、古川橋駅にエレベーター設置にあたり、京阪鉄道に対する市の負担金です。
     日本共産党は、駅のエレベーター設置について、99年10月に署名運動に取り組み、04年12月、市長や京阪鉄道に申し入れを行ってきました。また、議会では、エレベーター設置の前提となる「交通バリアフリー基本構想」の策定を再三取り上げてきました。

    まだ、1中と6中の統合もされていないのにまちづくり構想に着手

     今回、幸福町・中町まちづくり基本構想策定業務委託料200万円、市民会議支援業務委託料100万円などが計上されています。
    これは、市長の施政方針の中でも触れているように、第1中学校と第6中学校の統合にもとづき、市役所周辺地区や1中学校周辺地区を魅力ある町の顔づくりを行うとするものです。しかし、まだ、1中と6中の統合は、答申が出されたのみで、市民にも知らされていないものです。統合にあたり、十分な議論もないうちから、すでに跡地の活用をどうするかの構想を練るのは市民不在そのものです。

    残り12小学校にもクーラー設置

     猛暑が続く中、子ども達の学習環境の改善が求められていましたが、これで、小・中学校すべてにクーラーが設置されます。

    放課後児童クラブを民間委託

     新年度、放課後児童クラブ5校を今年から3年間民間委託する予算も計上されています。

    入札制度の改善

     土木工事の設計図書を市のホームページから取れるようにする予算が13万6千円計上されています。これについては、日本共産党も市役所での手渡しでは、談合がしやすいため、印刷業者での手渡しを求めており、今回の措置は、一歩前進と言えます。

    政務調査費は領収書等を添付し透明性を図るよう一貫して主張

     今、全国で政務調査費の透明性・使い方が問題となっています。政務調査費は、議員の調査・研究活動に対して門真市では議員1人に対して1ヶ月6万円支払われています。
     これをどのように使ったのかは、1年に1回、4月に会派ごとに「収支報告書」を提出し、残金は返還するようになっています。 しかし、門真市の場合、領収書等の添付が義務づけられていません。日本共産党は、議会改革の要望の中で、ことあるごとに、「領収書の添付」を求めてまいりましたが、まだ実施されていません。政務調査費は、市民の貴重な税金であり、どのように使ったのか議員は説明責任があります。日本共産党は、金額にかかわらず、すべての支出の領収書を保管し公開しています。

    住民福祉の増進を第1の政治へ-亀井あつし、吉松正憲議員が事務所開き

    亀井あつし事務所開き

     亀井あつし議員と吉松正憲議員の事務所開きが11日、開かれました。
     亀井あつし議員の事務所開きでは、はじめに新井実後援会長が参加に対してのお礼の挨拶をしました。来賓を代表して、吉松正憲議員が亀井議員への期待をこめた挨拶をおこないました。亀井議員に対して、後援会より必勝の思いが込められた「千羽鶴」を手渡されました。最後に、亀井議員より全力で頑張る決意の表明をおこないました。

    吉松正憲事務所開き

     吉松正憲議員の事務所開きでは、石原会長の挨拶に続き、門真民商の宮川会長、麦の子共同保育所の安達さんから、市政への怒りと同議員への期待の声が語られました。党議員団からは亀井あつし議員が挨拶。吉松議員は、「貧困と格差を生み出している逆立ち政治は許さない」と必勝の決意を語りました。