[2007.8.5] -[門真民報]
7月29日に投開票された参院選挙で、山下よしき大阪府副委員長が当選し、比例代表3議席を確保することができました。大阪選挙区では、宮本たけし候補が健闘しましたが、議席の奪還を果すことができませんでした。
比例代表5議席絶対確保、悲願の選挙区議席奪還が果たせず、残念な結果であり申し訳ない思いです。ご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、酷暑のなかご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からお礼を申し上げます。
私たちは今回の参院選を、安倍・自公政権の平和・民主主義・暮らし破壊の暴走に、正面から立ち向かう力をのばし、「二大政党づくり」の動きを大もとから変える力をのばす選挙としてたたかいました。選挙戦では、自民・公明政治ノーの声が示され、新しい政治の枠組みを探求する新しい時代が始まりました。
宮本たけし候補は、前回から14万2865票(32.3%)伸ばし、 58万5620票(得票率15.15%)を獲得しました。自民党候補は、得票、得票率ともに後退させました。
比例代表選挙では、日本共産党は46万1707票(得票率12.03%)を獲得し、前回から2万7660票前進しました。公明党は2万9808票減、得票率2.05ポイント減、自民党も得票率を1.43ポイント後退させています。
政治論戦では、自民・公明政治を追いつめるうえで、大きな役割を発揮しました。「貧困ストップ」「9条を守りぬこう」を押し出し、年金・福祉、住民税と消費税、「政治とカネ」、憲法など、どの問題でも有権者と大きく響き合うものがありました。とくに、府民の「命綱」の議席、「平和と9条を守る議席を」と、日本共産党の議席の値打ち、党の役割を訴え強い共感をいただきました。
山下よしき参議院議員の新たな議席を最大限に生かし、引き続き宮本たけしさんを先頭に、暮らしを守り、憲法を守る、新たな府民運動に取り組んでいく決意です。とくに、消費税増税反対、憲法改悪反対の運動の先頭にたち、労働・生活相談活動を強め、参院選で訴えた公約の実現をめざして、全力をあげていきます。