[2014.7.11] -[門真民報]
海外で戦争する国づくりは認められない
安倍政権は閣議決定を直ちに撤回せよ!
党門真市委員会、市議団が古川橋駅頭で宣伝
国民の反対の世論を踏みにじり、安倍・自公政権は、1日に集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しました。
日本共産党門真市委員会と門真市議会議員団は4日、古川橋駅頭で「海外で戦争する国づくりは認められない」「安倍政権は閣議決定を直ちに撤回せよ」と市民に訴えました。
署名行動では、若い人たちや若いお母さん方、お孫さんを連れた方々も快く協力、「子どもたちのいのちを守って下さい」と願いを託されました。
閣議決定は強行されましたが、政府は秋の臨時国会に関連法案を提出するとしており、「密室協議」ではなく、国会での論戦が始まります。国会内外の世論と運動で、集団的自衛権行使を断念させるまで頑張ります。
総合計画審議会「門真市第5次総合計画改定方針」
「スケジュールに無理が」と相次ぐ意見
亀井あつし議員が出席
3日、第1回門真市総合計画審議会が開催され、亀井あつし議員が審議会委員として出席しました。
「門真市第5次総合計画改定方針」は、社会経済情勢の変化、施策の進捗状況などを踏まえた、時勢に適合した計画の見直し。今年度策定する「幸福度指標」を総合計画に適用させる。計画期間後半となる 15年度から 19年度まで、実効性の高い計画としています。
今回は、改定方針と改定スケジュールについて審議しました。
議会には報告でなく議決事項にすべき
「改定作業の実施にあたって、市長は議会に対して報告となっているが、議会の議決事項にすべき」と主張しました。
市は、「次期総合計画の策定時は、各自治体の動向も踏まえつつ、総合計画策定条件や議会の議決規程の必要性についても議論・検討することが重要」と答弁しました。
「施策の検証」と「幸福度指標」の同時並行はいかが?
「幸福度指標」の設定が出来ていない現状で、総合計画の施策の検証をするのは無理があると指摘しました。
市は、「現在、幸福度指標の設定を別の第三者機関で検討。11月の第2回総合計画審議会の場で、指標も含めた素案を示す」と答弁しました。
次回の審議会で素案が示される「門真市幸福度指標」との関連性を整理して改定を行う審議ができるのか、疑問です。
審議会委員は検討過程参加出来ず、検討結果の審議のみ
改定スケジュール審議で、「市政全般にわたる改定方針を決めるにしては、余りにも時間的余裕がない僅か3回の審議で決めるのは無理がある」「専門部会に審議委員も参加すべき」「次回審議会の事前資料の内容、配布時期について」など尋ねました。
市は、審議会に示す内容については、「検討結果を素案に反映」と検討過程に、審議会委員を入れないとの考えを示しました。
このほか、審議スケジュールに無理がある点、事前の委員への資料配布について、複数の委員から意見が出されました。
戸田ひさよし議員のあきれた「公開質問状」
成果「捏造疑惑」と議員団にレッテル、回答で誤りを指摘されるとダンマリ!
4月 27日付「門真民報」で、門真市が作成した「自治会ハンドブック」について、「地域によっては、自治会長が毎年変わることになっていたり、2年ごとであったりとバラバラですが、誰がなっても困らないようにできないのか等、相談を受け議会で取り上げたことが実ったものです。」と紹介しました。
この記事に対し戸田ひさよし議員が、「少なくともここ数年、共産党が自治会問題を議会で取り上げた事は一度もない」との誤った認識で、「『門真民報のデマ記事疑惑』についての5/21公開質問状~自治会問題での『共産党の議会活動の成果』捏造疑惑」とした公開質問状を党議員団宛に出しました。
議員団は、この質問状に対し、一昨年の3月議会の民生常任委員会で亀井あつし議員が取り上げたことなど、一週間後の5月 28日に回答しました。
しかし、議員団が回答したことを自らのホームページで公表したのは6月2日で、「『話のすり替え』感が強くて腑に落ちないのだが、とりあえずそのまま紹介し、戸田の意見や分析は後で行なう事にする」とコメントしただけで、今日(7月7日現在)まで「ダンマリ」の状況です。
事実関係を十分確認することなく、「捏造疑惑」と議員団にレッテルを貼り、事実を示し誤りを指摘されるとダンマリを決め込むあきれた「公開質問状」と言わざるを得ません。
一昨年の公開質問状では、回答したことさえ公表せず
戸田議員のこのような「公開質問状」は、今回が初めてではありません。
2012年9月7日に出した、消防議会の亀井あつし副議長(当時)に関する党議員団に対する「公開質問書」については、期限の 9月 14日に回答したにもかかわらず、そのことを全く公表せず、福田議員の指摘でやっと公表し、公表が遅れたことをあれこれの理由をつけ謝罪しましたが、「回答内容には不満や批判もある」としながら、その後全く反論などはありませんでした。
このような為にする「公開質問状」に対しても党議員団は対応してきましたが、このような経過についてお知らせするとともに、戸田議員からの公開質問に対しては、今後どのような内容であっても回答することは無いことを付言しておきます。
花火大会など不特定多数の集まり火器器具使用の場合、消火器の備えつけ義務化する条例一部改正審議
守口市門真市消防組合議会
4日、守口市門真市消防組合議会の臨時会が開かれ、亀井あつし議員と井上まり子議員が出席しました。
副議長の選挙がおこなわれ、井上まり子議員が副議長(門真市)に選出されました。
「火災予防条例の一部改正」についての質疑で亀井議員は、「花火大会など不特定多数の人が集まる催しに際して、火器器具などを使用する場合、消火器を準備した上で使用する事を規定するとされているが、小規模な場合はどうなるのか」と質問しました。
答弁で、「複数の自治会が集まる催しなどは火器の準備が必要。しかし、自治会独自の、相互に面識のある者の催しの場合は対象外。対象外であっても消火器、水バケツを準備するなど一般的な火災予防の準備をお願いしている」と答弁しました。 議案は、全会一致で可決されました。
住民の声に応えてこれからも…
東部地域後援会が演説会
5日、東部地域後援会が演説会を開きました。
演説会では、まず豊北ゆう子議員が3月及び6月議会の報告。「四宮小学校の統廃合問題」を白紙撤回したこと、「市立養護老人ホーム跡地売却問題」は、公園と一体的活用に撤回させたことなど、住民の声が市政を動かしていること、住民が声を上げていくことが重要で、その声に応えてこれからもがんばる決意を述べました。
29億円の建物補償費、議会はなぜ反対しなかったのか
前市長候補の佐々木よしとさんは、新体育館用地の建物補償費 29億円問題について、住民訴訟の原告団としてこの問題について詳しく説明しました。参加者から「議会は反対しなかったのか」との質問には、豊北ゆう子議員が各議員のとった態度を説明しました。
安倍政権の暴走を止められるのは日本共産党だけ
来賓の猪腰幸治日本共産党大阪府副委員長は、「暴走する安倍政権と日本共産党の役割」について講演しました。
猪腰氏は、安倍内閣の暴走が国民との矛盾を広げ、国民の怒りが大きくなっている。
日本共産党が大きくなることが、この事態を打ち破る根本の道だということをつかんでほしいと、集団的自衛権、原発、政党助成金等の問題について熱く語りました。
核兵器のない世界、非核と9条輝く日本へ
国民平和大行進が門真入り
「2014年原水爆禁止国民平和大行進」が5日、門真市入りしました。
国民平和大行進は、5月8日に新宮市(和歌山)を出発し、8月4日の広島・平和公園をめざします。
集団的自衛権行使容認の閣議決定が7月1日に強行されたもとで、「すべての人が声をあわせ、核兵器のない世界、非核と9条輝く日本へ」の呼びかけにも力が入ります。
毎回門真市は、お茶を準備し受け入れを行ってきましたが、経費節減と職員配置を口実に今回は行いませんでした。
非核平和都市宣言を行っている市として、その姿勢が厳しく問われます。
行進には党議員団、ほりお晴真 党市雇用・福祉対策委員長が参加しました。