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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    2012年12月議会 議案に対する福田英彦議員の討論

    [2012.12.20] -[議会活動]

    議案第70号 門真市立門真市民プラザの指定管理者の指定について

     この議案については、条例制定時にも問題点を指摘しましたが、来年度から門真市民プラザにおいて開設される青少年センターを含めた体育館やグラウンド、生涯学習センターの管理及びプラザ全体の維持管理を一括して指定管理者にゆだねることがいいのかどうか、拙速に進めるのではなく、課題などを整理したうえで、直営で行うのか、指定管理者に委ねるのか、判断することが重要でした。 質疑において、指定管理者に指定しようとしている奥アンツーカ株式会社は、スポーツ施設以外の生涯学習施設の指定管理の実績がほとんどなく、選定委員会においても「生涯学習についての認識が難しい」との指摘があり、「姿勢」のみ評価されている点について質しましたが、十分に役割が発揮できると納得できる内容が示されませんでした。 また、「姿勢」というのであれば、それは当然人件費など、コストに反映されることになりますが、指定管理料についても「安いところが心配」との危惧が選定委員会でも示されました。 指定管理料が安い背景に、今年度から奥アンツーカ株式会社が青少年運動広場、テニスコートの指定管理者となっていることから、職員が兼務することも想定しているのではないかとの危惧に対し、「業務に支障がないよう求める」と答弁がありましたが、兼務を禁止する規定はなく、他の委員からの質問にもはっきりと答弁することができず、サービス後退がいっそう危惧されるもので、拙速に指定管理者に委ねることは認められません。

    議案第84号 平成24年度門真市一般会計補正予算(第6号)

     この補正予算には、門真市立門真市民プラザの指定管理者の指定に伴う債務負担行為について計上されており、先に述べたように問題があり認められません。 また、英語教育活動業務委託の債務負担行為については、単年度契約で継続性が無く、業務委託で「偽装請負」とならないようにということで、教科担任と協力した授業ができないなど、2800万円もの一般財源の支出に対する効果も疑問だと言わざるを得ず、認められません。 委員会でも述べましたが、広島市では中学校で廃止の方向が示されており、事業の内容、実施方法も含め改めて検証することを求めます。