[2012.11.9] -[門真民報]
消費税増税中止・原発ゼロ・安保条約廃棄
日本共産党の躍進で、日本の政治は変わる
日本共産党大演説会に8千人
解散・総選挙をめぐり政治情勢が緊迫する中、日本共産党大阪府委員会が10月30日、浪速区の大阪府立体育館に志位委員長を迎えて大演説会を行いました。
当日は、会場いっぱいの8千人の参加者で埋め尽くされました。
国会から駆け付けた山下よしき参議院議員、宮本たけし衆議院議員のあいさつと決意表明の後、前大阪府教育委員長で医師の生野照子さんが、ゲストスピーカーとして登壇しました。
必要なのは学力競争ではなく、人間の知恵・深み
生野さんは、自らの診察体験を交えてあいさつ。「家でやるとお母ちゃんが泣く。でも、腕を切らずにいられない」と学校のトイレで友だちと一緒にリストカットする中学生の例などを挙げ、「明日の生活を相談するのがいまの外来。そういう子どもたちに、どう日本を背負えと言えるのか。私は迷います」と語りました。また、子どもたちの中には、1200人もの人たちが野宿している西成区で夜回りをし、苦しみに寄り添って、立ち上がる子どもたちがいることを紹介しました。
外来では、患者が患者の相談に乗るシステムをつくり、「いろいろな人に支えられてやってきた。それをいま、しんどがっている人に伝えて力になりたい」と支えあっていることを紹介。
「ペーパーテストで国のリーダーは育たない。必要なのは学力競争ではなく、人間の知恵、生きる力、人間としての深み。それを大阪から出していきましょう。 しんどい子ども、頑張る子どもたちの力を伸ばす大阪にして下さい」と呼びかけました。
日本の針路を問う歴史的な選挙に
日本共産党の志位和夫委員長は、総選挙で大きな2つの流れの構図がはっきりしてきたと述べ、第1は、民主・自民・維新の会という歴史に逆行する危険な流れ。 第2は、「原発ゼロ」、TPP反対、大阪での維新の会の暴走に抗するたたかいなど、新しい政治を求める国民運動が歴史的高揚を見せていること。この2つの対決の下、日本の針路が問われる歴史的な選挙で、「日本の政治全体に衝撃をもたらすような大躍進がどうしても必要。大阪から日本共産党の躍進の流れを」と訴えました。
議席倍増を力に増税中止法案を
「財界中心」「アメリカ言いなり」という「2つの害悪」を大本から断ち切る改革の展望を示し行動するのが日本共産党。財界・原発マネーと無縁の日本共産党の躍進で原発固執勢力に厳しい審判を下し、原発ゼロの日本を実現しようと呼び掛けました。
消費税を強行した民自公にも、結局増税になる「消費税地方税化地方交付税廃止」を掲げる維新の会にも「ノーの審判を下そう」と力説しました。さらに、消費税増税に頼らず社会保障と暮らしを充実し、財政危機の打開を目指す筋道を述べ、「選挙後の国会に消費税増税中止法案を提出・可決したい。議席倍増でこの仕事をやらせてください」と訴えました。
安保をなくして平和の発信地に
志位委員長は、TPP、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ問題などを通して、「アメリカ言いなりでいいのか」との声が広がり、国民の怒りの矛先が日米安保条約に向かっていると指摘。
民主も自民も維新の会も指1本触れない日米安保条約をなくし、対等・平等の日米友好条約を結べば、日本は憲法9条を生かした
〝平和の発信地〟となり、経済主権を確立する保障になると語りました。
独裁政治許さぬ共同を広げよう
志位委員長は、維新の会は民主・自民・公明と同じ古い政治を狙うだけでなく、自由と民主主義を窒息させる恐怖政治・独裁政治・ファシズムにつながる特別の危険があると述べ、「思想調査」や「教育基本条例」の問題点を指摘。橋下氏の「決定できる民主主義」は独裁政治そのものと告発し、「こういう政治を大阪から全国に広げることは断じて許せない。自由と民主主義を守るために立場の違いを超えた共同を広げよう」と力を込めました。
衆参候補勢揃い、6区北原洋子さんも
清水ただし衆議院近畿比例候補(大阪4区と重複)、大阪6区北原洋子さんをはじめ、府内19区の小選挙区候補、たつみコータロー参院大阪選挙区候補が勢ぞろいしました。
門真市地域伝統文化まつり
~市民の絆、門真をひとつに~ 門真市民プラザにて
3日、市民プラザにて門真市地域伝統文化まつりが開かれました。
門真市地域伝統文化まつりは、11地域のまつり保存会などの参加により、実行委員会が結成され、これまで企画準備を進めてこられました。
早朝より門真の各地域から、地域のみなさんが、はっぴ姿でだんじりを引っ張り、パレードしながら市民プラザに集合しました。
市民プラザには、だんじりを観に多くの人が来場していました。 各地域のだんじりは、順番に運動場で、威勢のいい掛け声とともに<”鉦”,”かね”>や太鼓、踊りを披露しながら、パレードしました。観ていた人たちは写真を写したり、惜しみない拍手を送り、「たくさんのだんじりを観ることが出来て嬉しい」「ホンマにご苦労さんやなあ」と話していました。
まつりには、亀井あつし議員、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が参加しました。
門真市文化の日式典 開かれる
3日、ルミエールにて門真市文化の日式典が開かれ、党議員団から、亀井あつし議員、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
式辞では、園部市長、長澤教育委員会委員長、鳥谷議長等が挨拶をし、続いて功労賞1名、頌詞21名、教育功労賞8名と2団体が受賞されました。
文化の日にあたって、日本共産党は、芸術や文化に冷たい政治と国民のいのちや暮らしをないがしろにする政治とは表裏一体のものであり、これとしっかり対決し、文化を応援しその発展を促す政治への転換をめざして、これからも文化を愛する多くの人々と力をあわせてがんばります。
消費税増税反対!
2日、消費税廃止門真各界連絡会が古川橋駅で、毎月続けている消費税増税反対の宣伝行動を行いました。
消費税増税は、リストラを加速させ、景気を冷やし、経済を悪化させます。そして、財政が立ち行かなくなるとまた増税という際限の無い「負の連鎖」に陥ります。絶対許してはいけません。参加者は、市民に消費税増税の中止を求める署名を訴えました。党議員団から、豊北ゆう子議員が参加しました。
恒例の芋ほりとバーベキュー 日本共産党門真東部後援会
4日、日本共産党門真東部後援会は、恒例の芋ほりを寝屋農園で行いました。
芋ほりの前に、後援会会長が挨拶をし、「来るべき国政選挙では、消費税増税、原発再稼働、オスプレイ配備を強行するなど国民の命と生活を破壊する勢力に、日本共産党の躍進でノーの審判を下そう。」と訴え、豊北ゆう子議員は市政報告や署名の訴えをしました。
参加者は、秋空の下、一生懸命いもを傷つけないよう気を付けながら掘り、芋ほりの途中で、眠っていたカエルが土の中から飛び出すと、驚きの声を上げていました。
芋ほりの後は、バーベキューや焼きそばを皆で、楽しみました。
参加者は、見渡す限りの田園風景の中で一日を過ごし、皆疲れも癒されて来ました。