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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2606(2026年8月2日号)

    [2026.7.31] -[門真民報]

    戦争国家づくりは許さない!
    子どもたちに核兵器のない世界を

    戦後81年、ピースフェスタ2026開かれる

    子どもたちに核兵器のない世界を」をテーマに、ピースフェスタ門真2026」が南部市民センターで開かれました。

    関西合唱団と芦間高校軽音楽部の歌と演奏、「新しい憲法の話」朗読

    オープニングは、関西合唱団による、「一本の鉛筆」、「レ・ミゼラブル『民衆の歌』」の合唱。


     続いて、芦間高等学校軽音楽部による「川の流れのように」、「My Revolution」、「悲しみにさよなら」の歌と演奏が行われました。


     続いて、平和への祈り「憲法9条」、「あたらしい憲法のはなし」の朗読がありました。


     続いて、実行委員会を代表し北澤照久さんが挨拶。戦後81年、日本は戦争せず、自衛隊も人を殺し殺されていない。アメリカによるイランへの戦争で、高市首相がトランプ氏からホルムズ海峡の機雷除去を要請されたが、憲法を理由に断った。9条が日本を守った一例だとし、その重要性を強調しました。

    憲法9条を発案した門真出身の第44代内閣総理大臣幣原喜重郎


     その後、「世界平和をめざし、憲法9条を提案した幣原喜重郎」と題し、酒井則行さんが講演しました。
     幣原喜重郎は、お金儲けより子どもの教育
    を重視した両親のもとで育ち、東京帝国大学を卒業、外交官としてワシントン軍縮会議に全権大使として参加し、ロンドン軍縮会議にも関与。
     外務省方針でもあった世界との協調を先頭に立って推進し、戦争せず協調する道を模索していたことが紹介されました。
     その後昭和6年関東軍が仕掛けた柳条湖事件(満州事変)が発生。外交で軍を抑えようとする幣原を世論は「軟弱外交」と非難、幣原も外務大臣を辞任。
     辞任と同時期、新築の門真村役場からの依頼で「公直無私」と記した書を寄贈。「公の職に就く者は実直を旨とし、私欲で働いてはならない」と幣原の生き方を象徴。
     終戦後、マッカーサーから送られたペニシリンで回復した幣原が、お礼の会談の中で「戦争放棄と不軍備を定め範を示したい」と提案し、GHQ草案に反映されたと述べました。

    戦争の記憶の風化、被害者による体験談とは異なる継承方法を模索


     次に、「核時代の当事者とはだれか?ー戦後80年と継承」をテーマに、立命館大学講師の鈴木裕貴さんが講演しました。
     1994年生まれで戦争体験のない鈴木氏は、戦争の記憶の風化に対し、従来の被害者による体験談とは異なる継承方法を模索し、「当事者とはそもそも誰、何なのか」という根源的な問いを立て、戦争体験者の減少により、聞き手が「当事者」でなくなってしまう問題を指摘しました。
     戦争体験者がいなくなるから継承できないという発想からの脱却、歴史的事実の検証に加え、現在の社会が戦争と「陸続き」である可能性を想像力と事実の積み重ねによって検証する視点が不可欠となると述べ、私たち自身が気づかぬうちに「広い意味での戦争」の当事者であるかもしれないことが、戦後80年以降の継承において重要だと述べました。


     最後のプログラムは、宮古民謡研究会みゃーくによる沖縄の踊り「カチャーシー」の歌と三線で、高校生中心に歌に合わせて踊り、フィナーレとなりました。

    学校現場、1対1はじめ少人数での対話・チュートリアルを増やすこと

    令和8年度門真市教育フォーラム

    令和8年度門真市教育フォーラムが7月24日、市立水桜学園体育館で開かれ、多くの教職員、保護者、教育関係者、議員等が参加しました。
     はじめに、宮本一孝市長が開会あいさつを行い、オープニングとして水桜学園の9年生(中学3年生)3人と5年生1人による発表が行われました。
     9年生からは学校づくり委員会での活動や議論の中で半袖半ズボンの制服が実現したこと等が発表されました。 また、小学生中学生が一緒に学ぶことで良かったこと難しいと思うこと、今後の自分自身の学びに対しての思いをそれぞれが語りました。水桜学園では11月に「フィードバック、アウトプットデー」 を行うとのことです。

    ~子ども一人ひとりのウェルビーイングの実現に向けて~
     記念講演では、「これからの社会に求められる学びと学校教育の役割~子ども一人ひとりのウェルビーイングの実現に向けて~」 と題して、東京大学大学院教授の鈴木寛氏が講演しました。
    鈴木氏は、日本の教育の現状について、時代の変化について資料を基に説明しました。
    日本の教育の主な課題としては、①不登校が中三で1割35万人、②学力成績は好調、③児童生徒の精神的な幸福度が世界最低、④児童生徒の保護者のサポートへの満足度が世界最低、⑤日本の児童生徒は外発的動機付けが中心、⑥高校・大学入試の倍率低下により学習時間が減少、⑦挑戦しない若者、⑧学び続けない大人、⑨生成AIの登場で宿題が成り立たなくなっている等としました。
    鈴木氏は、様々な調査結果を示しながら丁寧に説明し、④については、生徒のウェルビーイングにとって重要なのは友人よりも保護者との関係、家族と一緒にご飯を食べれているか等考えるべきと述べました。

    AI時代 「問う力をどうつけるか」
     「時代の変化」を明治維新以来の日本史、世界史の大転換期と述べ、AIやロボットがマニュアル人間の仕事を奪うとし、人間の役割が「AIを使いこなし、AIにできないことを担う」に変わる等、AI時代の人間についても述べました。
    生成AIを使いこなす力は問う力→問う力をどうつけるかや、AI時代の人間に求められる職業などについても述べました。
     鈴木氏は時代の変化とともに、教育も大転換し、「卒近代への教育」と述べ、詰め込み教育、偏差値教育、暗記・反復教育、同時一斉教育、ミスを減らす教育、アメとムチによる教育から卒業し、内発的動機付け、1対1、公正な個別最適化と共同学習、探究学習を重視する「響育」の重要性について述べました。
     また、次期学習指導要領や「経済財政運営と改革の基本方針2026」についても触れるとともに、学校現場として、「教師と児童・生徒は対面でのキャッチボールと公正な個別最適化」が重要とし、1対1はじめ少人数での対話・チュートリアルを増やすこと、放課後・裁量的時間の充実等これからの社会に求められる学びと学校教育の役割についても語りました。