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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2553(2025年6月1日号)

    [2025.5.30] -[門真民報]

    タワマンへの助成金より暮らし応援

    市民の声が活かされるまちへ

    豊北ゆう子議員が市政報告会

    東部後援会と豊北ゆう子議員は5月18日、東部地域で市政報告会を開き3月議会や臨時会の内容について報告しました。

    市民の願い、学校給食無償化条例の実現
    豊北議員は、まず、議会や市民からの強い要望であった学校給食費の無償化が、昨年の12月議会で条例化され今年4月から施行されていることを述べ、声をあげていくことの大切さを訴えました。

    紙の保険証存続を
    学校統廃合の問題

     また、紙の保険証の発行停止が昨年12月2日に行われたが、マイナ保険証の利用率はトラブル続きで3割ほど。 豊北議員は議会で従来の紙の保険証を残すよう求めていると述べました。また、東部地域の北巣本小学校と四宮小学校の統合がすすめられていることについての進捗状況や課題についても説明しました。
     次に、議員団の議会報告ビラの資料を元に説明し、①古川橋駅北側に建設中の民間の41階建てタワーマンションに45億円もの助成金の無駄遣い、②全国3番目に高い門真の介護保険料 、③公共施設再編計画によって南部市民センターを廃止し業務を移転縮小することなど市民サービスが後退しかねず、充実が求められること。④北島西・北地区区画整理事業では、ハス畑など原風景が失われ、業務代行業者はスタジアムの整備を提案しているが、共産党議員団は原風景を残すことや課題となっている学校のプール授業にも役立ち、市民も利用できる市民プールを提案していること、⑤メタンガスや熱中症の恐れがある危険な万博遠足は、中止するよう要望書を教育長に提出したことなど具体的な内容を説明しました。

    参加者から、図書館や学校プール授業のありかた等について
     質疑・応答では、来年度開館する生涯学習複合施設が出来たら、今の新橋町の図書館は無くなるのか、現在の来館者の受付や職員の対応等について疑問や要望が出されました。
     北島西北地区整理事業については、議員団が提案している学校でのプール授業の課題解決と市民に開放できる屋内プール施設については、「本来のプール授業の意義に照らして問題があるのでは」との意見も出されました。

    タワーマンションへの無駄遣い止めて、保険料引き下げて
     また、物価高騰の上、門真市の介護保険料は全国3番目に高い保険料になって、市民生活が苦しくなっているというのに、民間のタワーマンションに45億円も出すなんて許されないと参加者が「問題だ」「そんなお金があるなら、介護保険料の引き下げに使ってほしい」等口々に不満を訴えていました。

    物価高からくらしまもる政治を

     豊北議員は国政についても語り、物価高騰対策に対して無策な今の政治に対して、消費税の減税こそ実施すべきと各党が言い出している。「国債を発行する」「1年間だけ食料品だけ0%に」と言う政党もあるが、年間11兆円にもなる大企業優遇税制を改め、アメリカ言いなり・軍事費の拡大をストップすれば、一律5%の引き下げができると示しているのが日本共産党。

    そして、物価高から暮らしを守る日本共産党の緊急提案①消費税5%で年12万円の減税②物価上昇はねのける大幅賃上げ③医療・介護の危機打開を説明し、夏の参議院選挙で日本共産党を大きくしてほしいと訴えました。
     最後に、今回出された意見や市民の意向が大切にされるまちづくり・暮らし応援施策の充実に今後の議会でも頑張ると述べました。

     

    ゼネコンが喜ぶまちづくりでなく
    暮らしに寄り添う市政へチェック!

    市政報告懇談会で福田英彦議員が報告

    日本共産党古川橋・西地域後援会主催で、市政報告懇談会が5月25日に開かれました。
     福田英彦議員が門真市政の問題点、第2回定例会で取上げる課題、夏の参議院選挙での日本共産党の前進について報告し、多くの参加者から質問や意見が寄せられました。

    ゼネコンやデベロッパーが儲かる
    無駄なまちづくり事業が市内各地で

    古川橋駅北側に建設が進む41階建てのタワーマンション

    福田議員はまず、古川橋駅北側に建設が進められている41階建ての民間タワーマンションに門真市が総額で45億円の助成金を支出しようとしていることについて、効果額を全く算出しようとしていない問題点に加え、販売時期の遅れや令和6年度に予算計上された助成金が未だに失効されていない等、通常では考えられない事態となっており、このような点も総務建設常任委員会でしっかりと質していきたいと述べました。
     また、門真市駅周辺の再開発でも42階建てのタワーマンションの構想があること、北島地区の区画整理事業で大林組が「スタジアム」を提案していることなどをはじめ、門真市がゼネコンやデベロッパーが儲かるまちづくりで税金の無駄遣いが行われようとしていることなどについて詳しく報告しました。

    全国で3番目に高い介護保険料引下げの運動を市民のみなさんと
     このような、まちづくりの無駄遣いには熱心な一方で、全国で3番目に高い介護保険料については、引下げの努力を全く行うことなく、このままいけば次期の介護保険事業計画ではさらに高い介護保険料となる可能性があるとして、議会の論戦と合わせて、市民のみなさんと一緒に介護保険料引下げの運動を進めていきたいと決意を述べました。
     この他まちづくりでは、石原町・垣内町地区の区画整理事業、北小学校の跡地活用の現状などについて報告しました。

    危険な万博遠足の中止市長のPTA会長就任は大問題!
     また、4月13日開幕した大阪・関西万博は、メタンガスによる爆発の危険、夏の暑さ対策に加えユスリカの大量発生など問題が山積する中で、危険な万博遠足中止を今後も求めていくとしました。
     さらに新年度、宮本市長がこどもの通う小学校のPTA会長に就任したことで地域からは疑問の声、職員からは困惑の声が寄せられているなかで、議会としても問題点を指摘した「要望書」を市長に手渡したものの「問題ない」と回答し、全く反省がないとし、この問題だけでなく市政全般への対応にも現れているとしました。

    日本共産党は財源示し消費税減税
    夏の参議院選挙で何としても前進を

    最後に福田議員は、夏の参議院選挙に触れ、財源を示し消費税減税を求めている日本共産党に関心が寄せられていること、政府の農政やアメリカ言いなりの外交の問題点を述べ、比例では5議席への前進と清水ただし元衆議院議員を大阪から国会へと訴えました。
     参加者からは、庁舎建設を含む市役所周辺のまちづくり問題、古川橋駅北側の道路の安全確保はじめ問題について質問が出されました。また、夏の参議院選挙については、少数与党の巻き返しがあり、市民との対話をもっとすすめて投票率を高める必要があると意見が出されました。福田議員は参加者から出された意見を議会・選挙に活かすと述べました。