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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2540(2025年2月16日号)

    [2025.2.14] -[門真民報]

    物価高騰のなかで引続き高い国保料
    府運営方針を変え国保料引き下げを

    門真市国民健康保険事業運営協議会開かれる

    第1回門真市国民健康保険事業運営協議会が10日開かれ、福田英彦議員が傍聴しました。
     運営協議会では、①2023(令和5)年度国民健康保険事業特別会計決算について、②2025(令和7)年度保険料率及び賦課限度額について、③大阪府PDCAサイクルに基づく進捗管理について、④その他について審議されました。 府下の国民健康保険料は、2024(令和6)年度から府下統一となり、保険料率が統一化されています。
     昨年度に比べ少し引下げられています(下表参照)が、「大阪府国民健康保険運営方針」にもとづき事業運営するとされており、各自治体独自の保険料の減免制度を適用することはできないとして、全国でもトップクラスの高い保険料となっています。
     モデルケースごとの保険料の試算表(左の表)を見ても、4人世帯(45歳二人、17歳一人、4歳一人)で基準総所得の約4割~2割以上を保険料が占めるところが少なくありません。
     府下各地で「高い保険料を引下げてほしい」との運動が広がる中で、各自治体からは、大阪府の運営方針の改善を求める声が少なくありません。
     審議会では、高い国保料が新年度若干引き下がるが、その傾向が続くのかとの趣旨の質問もありましたが、被保険者数の減少、1人当たりの保険給付費の増加傾向を考慮すると厳しいとの回答でした。
     門真市もこのような高い保険料引下げのために大阪府の運営方針の改善を一層強く迫ることが求められます。
     この他、紙保険証の廃止とマイナ保険証の状況、資格確認書の郵送方法の変更、、高齢受給者証の廃止とそれに伴う資格確認書の一斉交付の時期変更、高額療養費制度の見直しについて報告があり、質疑応答等が行われました。
     これまでも高い国保料が大問題となっていましたが、党議員団も国政や府政を変えていくことも含め、この問題に取組みます。

    2025年度の府下統一国保料率と対前年度比

     

    運動ひろげ危険な万博こども招待事業の中止、カジノ撤退の実現を

    カジノに反対する大阪連絡会が緊急シンポ

    カジノに反対する大阪連絡会主催の緊急シンポ「あかんもんはアカン!万博・カジノ」が6日開かれました。大阪・関西万博まであと65日。シンポジウムでは3人のパネラー発言、清水ただし元衆院議員のビデオ発言で、多くの問題点が資料を基に報告されました。
     こどもたちを万博に動員する事業の問題点と、実施を見合わせる自治体も広がりつつあります。
     その後のカジノに対する訴訟に勝利すれば、カジノをストップする展望も報告されました。

    進まない建設現場
    明言されない安全対策

          藤永のぶよ 氏

    藤永氏は、夢洲の軟弱地盤、汚染土壌、大阪湾断層帯など、危険は解消されず、大赤字のツケを回してこないようにと述べたうえで、夢洲は、土壌が汚染された「土壌汚染」 ではなく、汚染物を入れいているので「汚染土壌」だと強調しました。
     また、危険性を指摘してきたところがガス爆発したこと、防災計画には震災や台風・豪雨への対策がほとんどないことなどを厳しく指摘しました。
     さらに、、ネット予約が不評なことから、吉村知事がこれまで販売してこなかった当日券を発行できるようにと石破首相に「直談判」に行ったことを紹介し「大混乱となる」こと、現時点で万博のパンフレットさえ作られていないことについても厳しく指摘しました。

    危険な万博こども動員事業は中止べき!

          中川勉 氏

    大阪教職員組合の中川勉氏は、2023年8月に大阪府が発表した「万博こども招待事業」について、2024年4月に行った各学校への意向調査には、「行かない」という選択肢がないなかで、3教組が共同でこども招待事業の中止を求めたことを報告しました。
     また、学校現場については、府下で200人の教職員が足らず穴が空いていること、学校現場の様々な課題が山積していることが報告されました。
     また、こども招待事業の問題点が解決されないなかで、不参加を決めた自治体、不参加を決めた学校も次々とでてきていることなどが報告されました。

    裁判闘争に勝利しIRカジノの撤退実現を

         中山直和 氏

    会の中山氏は、夢洲はPCB汚泥などの集積地でメタンガス抜き管が多数ある夢洲1区はじめ危険なところであることが2016年9月には認識されながら、当時大阪府知事だった松井一郎氏が突如万博の予定地を夢洲にと言い出した事について触れ、運動の中で夢洲の実態が分かれば、対話も共感も広がることが報告されました。
     さらに、運動の面からは、昨年9月にカジノ事業者の解除権失効で「カジノ実施は確実」とマスコミが報じたことについて、「実施協定書」にはいくつもの解除要件が明記されており、裁判闘争に勝利しカジノの撤退実現をと呼びかけました。

    1月13日にドローンから撮影されたパビリオン等の建設現場

     

    新工法採用し広々とした空間
    将来の事業展開見据えた間取り

    シルバー人材センター新事務所内覧会

     公益社団法人 門真市シルバー人材センター(愛称 生きがい創造館 りんどう)の内覧会に5日、党議員団で訪れました。
    市役所北隣から歴史資料館跡地へ移転し、2月17日から業務を開始するとのことです。
    建物は、木造の平屋建(471・65㎡)で、鉄骨梁を組み合わせたテクノストラクチャーを採用して大空間が確保されています。
    間取りは将来的に様々な事業展開を見据えたものとの説明を受け感心しました。