[2024.12.6] -[門真民報]
まちづくりの無駄遣い改め
市民の暮らし応援の施策を
第4回定例会(12月議会)はじまる
本会議が2日開かれ、
第4回定例会(12月議会)が17日間の日程ではじまりました。
まず、決算特別委員会に閉会中の継続審査が付託されていた5件について委員長報告の後裁決が行われ、認定第1号、令和5(2023)年度歳入歳出決算認定について、日本共産党議員団を代表し、豊北ゆう子議員が反対の立場で討論を行いました。
豊北議員は、ごみ収集運搬事業で委託率が86・4%になっていること、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定事業では、全国で3番目に高い介護保険料が設定されたこと、
市税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料滞納者に対する差押えの問題について厳しく指摘しました。
そして、まちづくりの無駄遣いでは、41階建ての民間タワーマンションに対する45億円の助成金問題では、「ゼネコンに助成金支出ありき」で進められている問題点を述べ、今議会でも徹底して追求することを述べ討論を締めましたが、賛成多数で認定されました。
次に、定例会に提案される議案が上程され、議案説明と質疑のうえ各常任委員会に審査を付託することが決定しました。
上程された議案のうち、党議員団を代表し、福田英彦議員が「門真市都市公園条例等の一部改正」について、占用料が大きく引き下がっている項目について質疑。前回改定していない項目も含め改定されている旨の答弁がありましたが、前回から国の示す「改定のポイント」に基づき改定されていることから、事業者から要望されていた項目について対応した問題点について指摘し、今後は全面的に改定するよう求めました。
大阪維新の会、政治資金パーティーで1億2千万円の荒稼ぎ!
宮本一孝市長も約400万円の政治資金パーティー収入
府選管が令和5年政治資金収支報告書を公表
政治資金パーティー券をめぐる自民党の「裏金」事件を日本共産党の発行する「しんぶん赤旗」がスクープし、先の衆議院総選挙では大きな争点となり、自・公を過半数割れに追い込む大きな力となりました。
こうした中で各都道府県選挙管理委員会は、令和5年の政治資金収支報告書を公表し、大阪府も11月29日付で公表しています。
特徴的なのは、特定パーティー(政治資金パーティーのうち対価に係る収入が1千万円以上)の最高額が、大阪維新の会の1億2012万円で、2位の自由民主党大阪府支部連合会の3508万円の3・4倍超となっています。
一方、維新の市長の宮本一孝市長は、これまでに「きれいな門真をつくる会」で得たパーティー券収入の総額は、2023(令和5)年分の399万円含めて約3500万円で利益は約3000万円で利益率は86%超。市長時だけでも総収入は、3000万円超で利益は2600万円超で利益率約86%の荒稼ぎです。 国会では、「裏金」問題や、企業団体献金の禁止問題について各党の姿勢が厳しく問われます。日本共産党は、企業団体献金の全面禁止に全力をつくします。
共創連携で課題に取り組む横浜市消防局防災体験学習の横浜市民防災センター
守口市門真市消防組合議会行政視察
守口市門真市消防組合議会門真市議会議員団は11月27~28日、行政視察で横浜市消防局と横浜市民防災センターを訪れました。党議員団から豊北ゆう子議員が参加しました。
横浜市消防局
共創推進の取り組み
横浜市消防局は、令和5年度に新しい本部庁舎が共用開始され、大規模災害発生時でも消防機能を継続・確保するための免震構造、消防司令センターを一体的に整備し、緊急消防援助隊等と連携強化するための屋上ヘリパッド(ヘリコプターの飛行場外離着陸場)が整備されていました。 また、横浜市消防局の企画課「共創推進担当者」から、「戦略的広報と共創連携(民間企業との連携)」について説明を受けました。
この課の業務は、広報(X・インスタグラム等)・防災に関するイベントの調整・共創連携・寄付受納・消防局の財源確保・ブランディングの向上・機器開発等です。
①年々減り続ける消防局の予算②消防士をめざす人の減少③老朽化した建物・車両等の更新などの課題に向けてのアイデアや企業との連携など様々な取り組みが紹介されました。
災害の知識と体験
横浜市民防災センター
横浜市民消防センターでは、1階に防災グッズの展示を見ながら飲食もできる防災カフェがあり、まず災害シアターを見てから、災害への心構えを持ってもらい、館内を見てもらうようにしているとの事で館内を回りました。 最大震度7の体験ができる地震シュミレーター、「今いる場所が浸水したらどうなる」など視覚で確認できる減災トレーニングルームなどの体験は貴重な体験でした。
南海トラフ臨時情報から真剣に見学する人が増えている。昨年度は72000人の来館者、小学生のツアーは市営バスを借り上げ年間100校以上が来ているとの事です。
門真市民プラザで
門真市総合防災訓練
小春日和のもと1日、総合防災訓練が門真市民プラザ行われ、多くの市民が参加しました。 10時からの開会式では、宮本一孝市長・池田治子市議会議長はじめ来賓のあいさつが行われました。
グラウンドでは、日本赤十字社や自衛隊など13の関係機関による展示ブースと水消火器による消化体験や煙体験など7つの体験型ブースが設置され、参加者は各々関心のあるブースに集まっていました。
死に方が分かっていないと命は守れない
視聴覚室では、「清流の国ぎふ防災・減災センター」コーディネーターの村岡治道氏による「地震に対する事前の備え」の講演会が行われ、会場いっぱいの市民が参加しました。
村岡氏は、最初に地震速報が流れてから室内が壊れるまでの時間は5秒間と述べ、「今日はみなさんに知ってほしいのは地震のメカニズムではなく死に方です」と言うと室内がシーンと凍り付きました。地震が起こってから備えはできな
いので、事前に備えが大事だと説明しました。 「死に方が分かっていないと命は守れない」ということを何回も繰り返し、「我が家の地震対策、屋内危険性チェック」東京消防庁の20分の防災ビデオの視聴を推奨しました。
また、グラウンドでは自衛隊による炊き出しが行われ、炊き出しに並ぶ人の行列ができていました。